タイ通信たより-2 | |
---|---|
![]() |
|
![]() |
![]() |
ご無沙汰しております。 関係者から励ましのメールを頂戴し、そのまま返事を一度も出さずじまいで失礼しております。 タイは今一番暑い季節(ナー・ローン)だそうで、この4月から5月前半にかけてた休みが多く半月以上は休暇(ワン・ユット)でした。日本でいう正月とお盆が一度に行われている感じです。でも、暇を持て余していると、結局何もせずして怠け者(コンキー・キアット)になってしまいあっという間にこの休みを終えてしまいました。 タイの暑さは、怠け者にさせるにもってこい。今は乾季で雨がほとんど降らず乾燥しきっており、気温は日中37〜8℃です。暑さを避けるため、昼はクーラーのガンガンきいた車に乗り観光かホテルで昼寝。夜は、キン・カオ・イエン(晩御飯・夕食)後、タイマーサージに行くか、ホテルに マッサージ・ガールを呼んで揉んでもらうかで、パソコンや本などとは無縁の全く周りの都会的雰囲気とはかけ離れた浦島太郎の生活をしています。 食事は残念ながら一人の生活ですので、朝はホテルのバイキング、夜はほとんど日本食堂です。 タイ料理店は、屋台以外は一人で入りにくく、一品だけの注文は恥ずかしく、ついつい3品ほど注文しても、量が多く食べられません。結局3人分程度のお金をはらうことになります。 バンコックには500軒以上もの日本食の店がひしめいています。混んでいる店が多くいったい何人の日本人がバンコックに来ているのか驚くほど大勢の日本人をいたるところでみかけます。日本食堂に入ると、日本での居酒屋やすし屋並みの3千円ほど支払います。マーサージ店の多くはウインドウに日本語の案内が書かれており、日本人相手の店が圧倒的です。カラオケ店も現地駐在員や観光客をターゲットにしたものが多いです。 駐在の日本人の多くは、ソンクランを挟んだ10日間程度の休みか、今回のゴールデンウイークに合わせ帰国していますが、小生は6ヶ月間プライベートのタイからの脱出は 認められていませんので、この休暇中」混雑したホテル代もつりあがる観光地に一人で 行く気はしませんでした。 昼食はタイ料理店で4〜500円程度支払って現地の日本人と一緒に食べることが多いですが、タイ料理はトムヤム・クンを含め、アロイ・アロイ(美味しい)です。日本人のため、辛さは控えめに料理しますが、ナンプラ(魚醤)とタカノツメで調整出来ます。 タイスキ(色々の海産、肉類、野菜を水炊きにする料理)はスーパーの中の食堂でも食べられます。 ソンクラン(水掛け祭り)は4月13日〜15日までが正式ですが、このタイ正月三が日を挟み、多くの企業は10日前後休みます。私も町を歩きましたが、多くの水を柄杓、水鉄砲、ホースやバケツでぶっ掛けられました。車からも水とパウダーをぶっ掛けられます。つまり、地上グループと車のメンバーとが水を掛け合うのです。道路には沢山の人を乗せたピックアップ・バンが走り回ります。ピックアップ・バンにも水を入れたドラム缶が積まれています。地上グループと車のメンバーとが水を掛け合います。 バスが通るときも、窓があいていれば、そこを目掛けて水を掛けます。水を流し込むといった感じです。夕方5時ごろがピークです。皆親戚のお店に陣取って、通りを通過するピックアップ・バンを目がけて、水をかけます。またビックバンからは、特に、バイクに乗った綺麗な女性に水を掛ける最高の目標になります。この水かけ遊びが何時間も続きます。タイの人たちは、このような素朴な行事を楽しみます。 14世紀からの王朝のあったアユタヤはバンコックから北ヘ75Km程度ですので、ホテルのレセプションにいる日本語が少し出来る女をつれて、はじめての車での遠乗り旅行に行ってきました。 山田長政が現地に来た17世紀もここがシャム国の中心として栄えていたそうです。 また、やはりバンコックから2時間程度で行けるタイの伝統芸能のショウを行っているローズガーデンや近くのダムノン・サノワック水上マーケット(船を2人で借りキリ、ドライバーと2時間乗って買い物をしました)にも休暇を利用し、お抱え運転手の車で一日旅行をしています。今回の休日は、バンコックから南ヘ300Kmのホア・ヒンというリゾート海岸と途中に位置するペッチャブリと言う13世紀のスコータイ王朝から19世紀のラマ4世時代の交通の要所で栄えた処に立ち寄り、プラナ・コン・キリ遺跡にケーブルカーに乗り、山頂の博物館に行きました。夜は海岸のレストランで同行して貰ったタイの女性と海鮮料理に舌鼓をうって来ました。 このひは午前様になってしまいました。(普通は一泊旅行で行く処) 5月6日はやはり連休でしたが、平日なので安くゴルフが楽しめるので、会社の幹部にお願しゴルルクラブを借りて、無理やり連れて行ってもらいました。ヘタクソゴルフでひんしゅくを買いましたが。 果物は、前に2年半居たベトナム同様、豊富で甘いのが多く、私はマンゴスチン、マンゴ、ドリアンがきです。 会社のことはまたの機会にします。小谷 |